2021年後期オンラインクロマチックセミナーの応募開始いたしました!

2021年前期(1月〜6月)のスズキオンラインクロマチックセミナーが先日おかげさまで大好評のうちに無事終了いたしました。受講したいただいたみなさまの上達のお手伝いが出来たのなら嬉しい限りです。またコロナ禍の中において、日常を忘れられるようなひと時となれたとしたら、それも意味のあることだと思います。私としても、このご時世において沢山のハーモニカ愛好家と繋がりが持てたことは大きな喜びであり、また励みにもなりました。

後期(7月〜12月)のセミナーの申し込みが開始されました。引き続き毎月3曲(初級、中級、上級)の練習曲を紹介してレクチャーいたします。また大変お手頃な受講料もそのままです。1回単発¥2750(税込)6回セットさらにお得に¥13200(税込))です。ちなみにこの内容と金額はコロナ禍である2021年限定のスペシャル企画セミナーですので、お見逃しのなく!申込者は1ヶ月間は動画で何度も見れるのでリアルタイムに参加出来なくても大丈夫です。また申込者には無料にて練習用カラオケが使用出来ます。6回分セットの締め切りは7月1日ですので、ご注意ください!

「クロマチックハーモニカZOOMオンラインセミナー12ヶ月講座(後期)」参加券

後期開催へ向けてメッセージ

本セミナーも開始当初は手探りでしたが前期が終わり、進め方や取り組み方、曲ごとの勉強ポイントの決め方などなど、いろいろなことがわかってきました。毎月のセミナーの仕込み、準備をするだけで、私自身も大いに質の高い練習になり、技巧の向上を実感しております。それを踏まえて、皆さまにはよりもう一歩先へ行ける練習内容を見極めて後期の選曲をしました。ジャズはもちろん今回はオススメのクラシックもいくつか入れてます。そして素敵なメロディーのポップスをちりばめました。全てはハーモニカにとても合う曲ばかりです。これらを「正しく練習」することで、技巧や音楽性は確実に磨かれるでしょう。自信を持ってレクチャーさせていただきます。バージョンアップした内容に是非ご期待ください!2021年下半期もハーモニカで共に楽しんで突き進んでいきましょう!
「コロナの時がハーモニカ上達の時だった」
いずれ振り返った時にそんなことを思えるように、残りの6回を心を込めてお届けいたします。さらにはハーモニカが「生涯の趣味」「生涯の友」となりますよう、この楽器の面白さをお伝えいたします。

練習曲解説

7月
1.テネシーワルツ
(古いポピュラー、カントリーソングですが、沢山のミュージシャン達が演奏してきた超スタンダード曲。簡単なメロディーに聞こえるかもしれませんが、実は音域がとても広く、楽器演奏初級者には非常に良い練習曲となるでしょう。初級者が演奏しやすいようにキーはCにします。この広い音域をバランス良く、そしてベンドで雰囲気良く演奏することを目指そう!そして簡単なアドリブソロにも挑戦!最後は半音上げてDbのキーの演奏で締めます。)

テネシーワルツ

2.エンターティナー
(非常に有名なピアノ曲です。ピアノ曲らしく音数が多いので、最初は音符を追いかけるだけでも大変かもしれませんので、まずは粒立ち良く演奏することを目指しましょう。そして原曲に近いような重音奏法(ハーモニー)を取り入れて、少し高度な内容に挑戦してみましょう!「ここのフレーズはピアノっぽく演奏すると良いかな」「このフレーズはハーモニカらしく演奏してみようかな」そんなことを考えながら練習すると、感性が磨かれていきます!)

エンターティナー

3.Fly Me To The Moon(NEXT!クロマチックハーモニカ掲載曲)
(ジャズスタンードとして非常に有名でセッションでも定番曲の1つです。NEXT!に掲載されており、そこで本格的なアドリブソロを演奏していますので、まずは本に掲載したアドリブソロの分析と解説、そしてさらにご自身でアドリブ演奏する際のアイディアなども解説します!必聴)

Fly Me To The Moon

8月
1.少年時代
(井上陽水さんのヒット曲で、非常に美しいメロディーを持つ曲ですね。沢山のアーティストがカバーをしてきてます(城田優さんの2021年に発売されたCDの中でこの曲をカバーしましたが、そこで田中光栄がハーモニカソロを演奏しましたよ♫)。夏にちなんだ曲として選曲してみましたが、このようなシンプルで美しい曲はハーモニカにぴったりで、どこで演奏しても喜ばれることでしょう!是非レパートリーに入れいたい1曲。初級者が演奏しやすいようにキーはCにします)

2.Summertime・サマータイム
(最も知られているジャズスタンダードの一つです。非常にシンプルだけど味わ深いメロディーです。しかしシンプルな分、なんとなく音符を追いかけるだけでは、全然「さま」になりません。いかにすれば「ムード」が出るか?そんな解説と、さらにジャジーでブルージーな本格的なアドリブソロに挑戦してみましょう!)

3.Wave
(有名なボサノバ・スタンダード曲です。軽やかで優雅で品のある曲ですが、非常に複雑なコード進行とメロディーなので、最初はリズムに合わせて正確にメロディーを追いかけるだけでも一苦労することでしょう。上級曲として取り上げましたので、そこからさらにアドリブソロにも挑戦です!模範演奏のアドリブソロの解説から、ご自身でアドリブを演奏する際のアイディアなども解説します!必聴)

9月
1.愛燦燦
(美空ひばりさんの代表曲の一つ。とても温かく大きなメロディーですね。ハーモニカにもぴったりです!原曲にはイントロや間奏などにクロマチックハーモニカが入っていますが、演奏しているのは「八木のぶおさん」です。田中光栄もNHK紅白歌合戦(歌は天童よしみさん)などテレビで何度か演奏しましたので、思い出深い曲となっております。音に「気持ちを乗せる」ということを解説したいと思います。初級者が演奏しやすいようにキーはCにします)

2.A列車で行こう(NEXT!クロマチックハーモニカ掲載曲)
(有名なジャズスタンダード曲です!ジャンプの多いメロディーはハーモニカで演奏にはなかなか手強いのですが、スウィングのリズムに乗って軽快に演奏することを目指しましょう!この曲はNEXT!の掲載曲でそこにはアドリブソロも入っています。それらの内容の解説をして、さらに受講生の皆様にも積極的にアドリブに挑戦していただくために「アドリブ1年生コース」(非常にシンプルなアイディアでのアドリブ演奏)の解説をいたします!必聴)

3.主よ、人の望みの喜びを
(バッハの有名なクラシック曲です。どんどん押し寄せてくる音符の波に乗って、美しく流れるような演奏を目指しましょう!この曲をしっかり取り組むと、クロマチックハーモニカを上手に演奏するには、的確にコントロールするには何が必要なのか?何が大事なのか?ということを沢山学ぶことが出来るでしょう。誰もが聴いたことのある曲ですし、無伴奏で演奏してもカッコ良いので、是非レパートリーにも入れたい曲です!必聴)

10月
1.Over The Rainbow(虹の彼方に)
(映画「オズの魔法使い」の曲であり、その後スタンダードとなってジャズミュージシャンはじめあらゆるジャンルのミュージシャンに演奏されてきた有名曲。ロマンチックでもあり、可愛らしくもあり、美しくもある、非の打ち所がない名曲。通常はバラードで演奏されることの多い曲だと思いますが、今回はスウィングのリズムでジャジーに演奏しましょう!ジャズらしく聞こえるような演奏方法を解説いたします!初級者が演奏しやすいようにキーはCにします)

2.アヴェマリア(シューベルト)
(アヴェマリアと呼ばれる曲はいくつかありますが、シューベルトのアヴェマリアです。うっとりと聴き入ってしまうような演奏を目指します!音の出し方、音の繋げ方、音の終わらせ方、全ての瞬間瞬間を音楽的に演奏することを意識しましょう。ただ音符を追いかけるだけの演奏はもう卒業です!)

3.Take Five
(ジャズを聴かない人でも知っている超有名なジャズスタンダード曲。口ずさめるようなわかりやすいメロディーなのに5拍子というちょっと変わった拍子です。口ずさめるような曲なので演奏しやすいかと思いきや、クロマチックハーモニカで演奏するには、かなりの難曲です。しかしアドリブ部分はシンプルなコードの繰り返しだったり、一筋縄ではいかない要素が盛り込まれた曲です。この「大人なジャズ(?)」をしっかり取り組んでみましょう!必聴)

11月
1.糸
(中島みゆきさんの人気曲です。日本語の歌というのは、英語などに比べて音符の数が多るなる傾向にあります。ですので気をつけて演奏しないと忙しそうに聞こえてしまいがち。曲調はゆったりしてますから、ゆったり聞こえるようなコツを解説します。そしてまるで歌詞を歌っているかのような、聴く人に「伝わる」演奏を目指しましょう!初級者が演奏しやすいようにキーはCにします)

2.Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)
(ディズニー「白雪姫」の曲であり、その後はジャズスタンダードとなり、多くのジャズミュージシャンに演奏されている曲です。非常に気持ちの良いコード進行が特徴と言えるでしょう。この曲でアドリブの勉強をしますが、アドリブ演奏にとって「コード進行」は最も大事な要素。「コード構成音のみを使ってアドリブソロを演奏する」ことをコンセプトとし、アドリブ演奏を勉強しましょう!必聴)

3.チャルダッシュ
(有名なクラシック曲です。その曲調はゆったり叙情的であったかと思えば、高速テンポで細かい音符が次から次へと押し寄せてきて、そして転調してドラマチックに展開する、という楽器奏者にとっては聴かせどころ満載の曲なので、どんな楽器の人でも「腕前の披露」とばかりに演奏される人気曲です!今回は速い音の吹き方のコツなどを主に解説いたします!必聴)

12月
1.きよしこの夜
(子供の頃から親しんでいるクリスマス曲ですね。1コーラス目は厳かに切々と1音1音想いを込めて音楽的に演奏し、2コーラス目は重音奏法(ハーモニー)のテクニックに挑戦しましょう!重音奏法を練習すると、呼吸の良いトレーニングにもなるのです。またハーモニカ1本、無伴奏での演奏でも聞き応えのあるものになります!初級者が演奏しやすいようにキーはCにします。)

2.戦場のメリークリスマス
(坂本龍一さんのとても有名な曲ですね。音符が規則正しく繰り返されるようなメロディー。ピアノや鍵盤楽器で演奏するとぴったりハマるような曲は、歌ものポップス曲だとか、ジャズスタンダードソングとは全く違うアプローチを考える必要がありそうです。かと言ってピアノを真似る演奏をするだけだと面白味に欠けるでしょう。音はどう伸ばす?(ピアノは持続音の楽器ではない)、ビブラートはかける?(ピアノにビブラートは無い)そのように様々に考えを巡らすことが、あなた自身の「音楽的感性」を成長させるのです。最終的はご自身の感じたものを演奏してみましょう!)

3.ジングルベル
(これも誰もが知ってるクリスマスソングです!今回はこれをジャズとして演奏し、本格的なアドリブ演奏を目指します!模範演奏のアドリブ内容の解説をしながら、コード進行やリズムに対して、どのようにアドリブフレーズを考えるのかを細かく解説いたします。この曲のコード進行は非常にシンプルです。本格的なジャズのアドリブではシンプルなコード進行の中で「ハッとする」ようなフレーズを意図的に演奏するものです。その辺りを解説して、皆さんのアドリブ演奏をもうワンランク上に レベルアップしていきましょう!必聴)

1月〜6月までの練習曲の模範演奏も田中光栄YouTubeチャンネルから聴けます。

田中光栄YouTubeチャンネル

またこれらの楽譜もスズキのオンラインショップから購入出来ます。「キーワード」に曲名や田中光栄と入力し、ご希望の曲をお探しください。

スズキオンラインショップ

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