デュオは深いっす♪
19日の横浜「上町63」の市野元彦さんとのデュオライブ、お盆明けの平日にも関わらず、お越しいただいたみなさまどうも有難うございました!
またまた興味深い音と音との出会いでした♪
市野さんのギタープレイスタイルは、今まで僕のまわりにはいなかったタイプ。初めてやるタイプでした。という以前に、エレキギターとハーモニカのデュオというの自体が初めて。いや〜、これが実に深い深い!!
レスポールの甘いクリーントーンに空間系エフェクターを心地良くかまし、なんとも浮遊感のあるプレイスタイル。ハーモニカの音自体、サックスなどのような充実した低い帯域成分があるわけではないので、良くも悪くもどっしり感は出ません。だから市野さんのサウンド、プレイと相まってずっと「フロート」してるのだ!(笑)これがツボに入ると実に心地良いサウンドになる。市野さんはスペースを上手に使うプレイヤー、音と音の隙間に「音楽」を感じるんですよーー。想像力をすごくかき立てるライブで刺激的でした。またもや素晴らしい腕と才能を持ったミュージシャンと知り合うことが出来ました!
「Wishing」というオリジナル曲があります。ふわふわした進行の曲のなのですが、これは完全に鍵盤を使って作った曲です。ギターでやることは一切考えていなかった。また、非常にプレイヤーを選ぶ曲だと思ってます。ハマるプレイヤーにはハマるけど、ハマらない人にはまったくハマらないと思う。でも市野さんのギターを聴いた時、是非これをやってみたいと思ったのね。これがとってもフィットして、ずっと聴いていたいくらいだった(笑)自分の曲がえらいコンテンポラリーな感じに聴こえちゃったもんね♪
この二人のサウンドを掛け合わせた上町63のマスターのセンス勝ちですね。9月4日(木)には「田中信正」さんというピアニストと「初めまして!でデュオライブ」です!さぁ、今度はどんな奇才が現れるのでしょうか!?この店でのライブはハッキリ言ってハズレがありません。「隠れ家」的な店で、というか、本当に限りなく隠れた店なんですが(笑)是非一度遊びに来てみて下さいね!どのライブに来ても絶対に損はさせません!
先日は素晴らしい演奏を有難うございました。
上町63のマスター、佐々木さん曰く、
「頭の中で8割方は合うって分かってるんだけど、残り2割はやってみないとわからないんだけどね・・・」と。
演奏後、しばらく拍手が出ないほどの充実ぶりに、マスターも「ほらね!」っていう様な笑顔でしたね(^-^)
常連のお客さんからお盆休みのお土産をご馳走になったり、
何ともアットホームな隠れ家で(笑)
まさに言葉に出来ない空間。
今改めて考えてみると「千夜一夜物語」でした。
また次回も楽しみにしています。
有難うございました。
いつも有難うございます♪
マスターの「ほらね!」って笑顔。なんとなく想像出来ます(笑)
今後もやることのあるデュオでしょうけど、最初にやる、初めて出会った瞬間の「純度の高い音」はその時にしか味わえないものだと思います。回を重ねるごとにお互いの理解の深みは増していきますが、「初めまして〜」的な、ある意味の奥ゆかしさは薄れていくものですから、最初の日は大事ですよね。何事も(笑)