2016/8/30 火曜日

9月23日(金)日暮里 Bar Porto(ポルト)小畑和彦(gt)Duo

Filed under: ライブ情報 — koei @ 20:17:18

9月23日(金)日暮里 Bar Porto(ポルト)小畑和彦(gt)Duo

久々にPORTO(ポルト)にて、ギターの小畑和彦さんとのデュオライブです!ジャズスタンダードとボサノバなどを中心に演奏します。先日、天に召されたトゥーツにちなんだ曲も沢山やりたいですね〜。小畑さんのギターであれば、どこまでも自由に演奏出来ます♫ どうぞ飲みがてら気軽に聴きに来てください♫

田中光栄(Harmonica) 小畑和彦(Guitar)
Live〜1部20:00~/2部21:00過ぎ~ チャージ¥2500

Bar Porto
東京都荒川区東日暮里5-40-8
Tel 03-3891-6444
Bar Portoサイト

2016/8/29 月曜日

トゥーツ・シールマンスが天に召されました。

Filed under: Harmonica — koei @ 17:50:38

先日2016年8月22日にToots Thielemans(トゥーツシールマンス)が天に召されました。94歳で老衰とのこと。

もちろんとても寂しいことですが、91歳まで現役で演奏して、94歳で老衰で昇天なんて、スタンディングオベーションですね。最高に素晴しい。「ありがとうございます」という気持ちしかない。

「トゥーツシールマンス」というミュージシャンがいなかったら、僕はここまでハーモニカに熱心にならなかったかもしれないな〜といつも思っています。「ハーモニカ」という楽器はとても有名で身近なものですが、どこか「オモチャの延長」くらいにしか思われていないところがある。それをここまでジャズ、ポピュラー音楽の中で高みに上げてくれたのは、トゥーツです。トゥーツの功績が無かったら、ハーモニカの立ち位置は違うものになっていたかもしれません。そうであったなら、こんなに熱心に取組み続けることは無かったんじゃないかな〜と思ってしまうんですよね。

とはいえ、僕は10ホールからスタートしてるので、最初からトゥーツだったわけではありません。10ホールを始めて間もない頃にトゥーツも聴きましたが、正直ピンときませんでした(笑)それよりも10ホールの野太くソウルフルな演奏の方がしっくりきたものです。

そこからかなりの年月が経ってからですね、トゥーツの音楽が自分の中にどんどん入ってくるようになったのは。聴き始めてからは少しずつ時代を遡るように聴いていった感じがします。だから今、トゥーツのアルバムで一番聴いてるのは「初期」のアルバムという状況(笑)ここ何十年でジャズも音楽界そのものも、ぐるりとひと回りしてきたと思うのですが、そんな今だからこそ、この年代のトゥーツの音楽がとてもスーッと入ってきますね。

でもトゥーツは非常にミステリアスでもあるのです。ずっと僕の中で気になっていることがあります。それは60年代から70年代あたりの間で演奏の内容がガラリと変わっているのです。その後も変化はし続けているのですが(それがトゥーツのミュージシャンとしての本当に素晴しい部分!)、その年代の変貌は実に興味深い変化なのです。

ジャズもどんどん変貌をとげた時代でもあります。ビバップ〜ハードバップから、モード、そしてクロスオーバー&フュージョンと留まることなく変化していきました。それにまかない、インプロヴィゼイション(アドリブ演奏)においてもどんどん新しいアプローチが必要になっていったでしょう。そういった意味では演奏内容が変わるのは必然です。それはその時代のどんなジャズミュージシャンもそうだったでしょう。しかし、先ほど話した時代のトゥーツの演奏内容の変化は、「フレージングの変化、進化」という範疇では収まらない変貌ぶりに聴こえてしまうんですよね〜。「息の量」「息のスピード」「音の響かせるポイント」「ビブラートの質」さまざまに変化しているように聴こえます。もの凄い勝手な憶測で、この時代に身体を悪くするようなことがあって、単純に以前のような演奏が困難になったのではないか……… というようなことまでも考えてしまいます…。

トゥーツの自伝とか欲しかったな… まぁこの辺は気が向いたら記事を書いてみたいですね。

いずれにしても、トゥーツから沢山のことを受け継ぎ、次の世代へと伝えていく役割も自分にはあると思っています。

トゥーツ!どうもありがとうございました。RIP Toots Thielemans.

IMG_7662

2016/8/17 水曜日

韓国と台湾から無事に帰国しました

Filed under: Daily — koei @ 14:40:03

先日、無事に韓国の「第4回ソウル・インターナショナル・ハーモニカ・フェスティバル」と台湾の「第11回アジア・パシフィック・ハーモニカ・フェスティバル」を終えて帰国しました。

 

ここ数年、夏は何かしらのハーモニカフェスティバルに行ってます。特に韓国は第1回から呼ばれており、今年で4回目です。このフェスティバル,行くと絶対最低1日は酷い二日酔いになるという飲み飲みフェスティバルで(笑)今回も二日酔いで具合が悪く夕方までずっと寝てたという、無駄に過ごした日がありました(苦笑)。

今回も世界中からいろんなプレイヤーが来ました。今回新しく友達になったのは、ブラジルのJoe Marhofer、スペインのMarcos Coll、そしてアメリカ在住の日本人、Tex Nakamuraさん!JoeやMarcosはデッカイ体、分厚い胸板で、全力でブルースを吹きまくるパワーファイター系♫ こういう路線をこういう奴らに吹かれると、太刀打ち出来ないね(笑)改めて自分は自分の路線を突き進もうと思いました(笑)Texさんはアメリカに長いこと住んでハーモニカプレイヤーとして活躍している日本人です。今回いろいろお話出来て非常に楽しかったです♫

TexさんとMarcosと♫(Joeとは写真取るの忘れた…)

ソウル1

コンサートの時の写真です。

ソウル2

閉会式です。

ソウル3

 

このフェスでいつも会う、アルゼンチンのFederico Linariやお馴染みのBrendan Powerとも再会出来て良かったです!いずれも写真は撮ってませんが…(なんやかんや良く会っているので、写真も撮らなくなってしまいましたね(^^;)) Brendanは最近、3Dプリンターでクロマチックハーモニカのコーム(ボディー)を作っていて、その1つを頂きました!今度試してみたいと思います。

 

韓国終了後、そのまま続けざまに台湾へ行きました。今回の台湾でのフェスティバルで非常に楽しみにしていたことは、Howard Levy(ハワードリヴィー)との再会です!昨年も韓国とアメリカで2回会いました。ハーモニカプレイヤーとしては現在最も尊敬するプレイヤーの1人です!彼からは沢山のことを吸収したい。ですから、なるべく普段から近くにいました(笑)コンサートの時なども小さな楽屋で長いこと二人きりでいました。そこで彼はずっと練習しているのですが、それを間近でずっと聴いていました。至福のひとときですね(笑)いろいろなことを吸収出来たと思います。今後の自分の練習や演奏、レッスンなどに活かしたいものです。昨年、今年と会えたことでハワードとはすっかり仲良しになれたことは何より嬉しい♫

台湾3

 

沢山のプレイヤーとも再会出来ました!そして新しいプレイヤーとも出会いました。中国のLong, Deng-Jieというプレイヤーと会ったのですが、まだハーモニカを始めて数年にも関わらず、10ホールもクロマチックも見事に吹きこなす素晴しい才能のジャズプレイヤーです。アジアからもジャズのプレイヤーが確実に増えてきてますね。僕はアジアのジャズプレイヤーとしては、年齢的にも経験的にも最もお兄さん的立場なので(^^;)、さらにしっかり頑張らねばと思いましたね。下の写真は昨年末に日本に来て一緒にライブをしたCy LeoとLong, Deng-Jieとの3ショットです。アジアンジャズハーモニカプレイヤーズです♫

台湾9

 

コンサートやセッションの時の写真。

台湾1 台湾2

アメリカの大きなハーモニカフェスティバルであるSPAHでいつも会っているTom Strykerとも再会出来ました。アメリカでしか会ったことがない人とアジアで会えるのは何だか嬉しいものがあります。Tomは僕が最初にSPAHに出演した時のSPAHのプレジデント(総合責任者みたいな感じ)です。

台湾5

 

毎年のように会っている台湾のスーパーハーモニカアンサンブルのJudy’s Harmonica Ensembleのメンバーと♫

台湾7

台湾のもう1つのスーパーグループ、Sirius Harmonica Ensembleのメンバーと♫

台湾6

最後の晩餐会でも飲みながらハワード達と「All The Things You Are」をセッション!TomやDeng、そして韓国から一緒のFedericoと♫

台湾4

日本のBon Boa、マレーシアのFresco Harmonica Ensemble、ドイツのJens Bunge、そして台湾の李永祥♫

台湾8

韓国から台湾へ行った初日は台北で1人で1泊し、ナイトマーケットなどをぶらぶらしました。つかの間の一人旅を堪能しましたが、凄く楽しかった(^^) やっぱり僕は一人旅が好きなんだな〜と…

台湾10 台湾11

 

 

韓国も台湾もコンテストがメインのフェスティバルです。そこに出場しているのは子どもや若い人がメイン。この辺は日本とは大きく違うところです。そしてとんでもなく上手い人も沢山います。この先、アジアからスーパーハーモニカプレイヤーが沢山出てくることでしょう。日本はこの状況から取り残されてしまいそうなのが何とも心配ですね…。日本のハーモニカ界の今後もそろそろ考えていかないといけない時期に来てますね。

 

(c) Koei Tanaka. All Rights Reserved.