2012/12/27 木曜日

たまにはハーモニカに関する話でも…(笑)

Filed under: Harmonica — koei @ 17:46:58

最近は、ちょっとした話やライブ後日談などをFacebookに書き込んでいるので、すっかりブログが滞ってしまいすみません…。Facebookの僕のページはアクセスすれば見れると思うので(Facebookに登録してなくても見れると思うのですが…どうなんだろう?)興味あれば見てみて下さい。

田中光栄Facebook

Facebookはちょっとした話をするには手軽でいいけど、深いとこまで書くような感じでもないので、しっかりじっくり書きたいことをブログで書くようにしていこうと思います。

さてさて、この寒い時期、「結露によるバルブの張付き」にお困りの方は多いと思います。吹いた時につまるような感じになり、一瞬あとにパっと音が鳴るアノ感じです。この対策には「楽器を温める」ということが最善策です。(案外、知らない、または知ってるけどやってない、という方も多い)。そもそも何故このような現象が起きるかというと、楽器が冷えている状態のところに、急に暖かい空気が入ることにより、吹音のリードの出口のバルブ周辺に結露(水分)が発生してしまい、その表面張力によりくっついてしまう、ということです。結露とは温度差から生じる現象。だから楽器の温度を温めて、息の温度に近づけることによりかなり改善されます。ただし、甘いものを食べてそのまま吹いて糖分が付着しちゃってるような場合などの何かしらが付着しちゃっていたら別ですよ。これはバルブ交換しないとダメです。

でもこの現象、実は吹き方に相当左右される!という事実はあまり知られていないと思います。

僕はこの現象はあまり起きません。起きてもライブでは気にならない程度です(レコーディングではさすがに注意しますが)。そしてグレゴアマレ(Gregoire Maret)もこれに関することを言ってきたことはないようですし。おそらくウィリアムギャリソン(William Galison)もなりにくいでしょう。彼らとは何度も一緒に近くで吹いてきたので良くわかりますが、この現象になりにくい吹き方をしていると思います。

 

それは何か?

 

それは空気の「圧力」の問題では、と考えてます。仮にバルブが張付いていたとしても、それをはね除ける空気圧であれば問題を感じないはず。僕の吹き方はリードというかボディー内に圧のかかった空気を常に入れて吹きます。だからはね除けているんじゃないでしょうか。ただし、それは単に「強く吹く」ということではないのが説明の難しいところではありますが…。細かい分析が出来ているわけではありませんが、吹き方による違いは出ることは確かなので、いろいろ試してみて下さい!   あっ、圧のかかる吹き方をした時にちょうど良い具合に反応するリード調整をおこなったもの、ということも大前提としてあります。

まぁ、バルブの件に限らず、楽器は温まっている状態の方が良い音するので、必ず温めましょうーー

 

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