2009/8/7 金曜日

グレゴア・マレモデル(2)

Filed under: Harmonica — koei @ 2:18:16

4日のジロキチ、5日の上町63のライブにお越しいただいたみなさま、本当に有難うございました!両日とも沢山の方に来ていただき、感無量です。

次回、清野美土とのジロキチ・ライブは9月17日です。しかもKOTEZも出ます!!!もうこれヤバイでしょ〜〜〜。全てのハーモニカファン必見です♪KOTEZと一緒にライブやるのも何年ぶり?って感じだしね。

5日の上町63ライブに、突然スズキの名物営業マンYさんが現れました〜〜〜。ビックリしたよ〜〜。東京に来てるなんて知らなかったし。

そんで、グレゴア・モデルを持っていたので、ここぞとばかりにライブでちょこちょこ使ってみました!!!

そしたら、驚きの展開に…

前回記事を書いた時に、「木製カバーはブライトで、金属カバーがダークな印象」書きました。これは今まで何度か試奏した際に感じた印象です。グレゴアは逆の事を言ってましたが、実はスズキの人達も、おおむね僕と同じ意見だったのです。だからグレゴアの言う「ダーク」という意味が、もしかしたらちょっとニュアンスの違うことを指しているのかもしれないと…。

そんで、ライブで実際に試してみたんですが、そしたら今までのイメージと逆になったのです!!!確かに木製の方がダークで、金属がブライト。そう、今まで試した時は全て生音だけで判断していた印象だったのですが、マイクを持って実際にライブで演奏したら、違う印象になったってわけです!!

もう少し突っ込んで解説すると、木製はマイクを通した時に膨らむような音の感触があるのです。う〜ん、ちょっとかなり勘ですが500〜800Hz辺りの帯域の成分が膨らむような感じなのかな?高い倍音成分は沢山出ているのですが、マイクを持っている(つまり、極オン状態でのマイキング)ことで、コントロール次第でこの帯域が前で出てくる。ゆえにダークな音色を表現しやすい。という感じでしょうか。そしてその時は実に甘くマイルドな音色にもなっている。

それに対して金属カバーは、やはりマイクを持っていることで、金属の響くようなもう少し上のカキ〜ンとするブライトな成分が入ってくるのです。ドスンとした太さと重厚さはありつつ、抜けの良い帯域の成分があるので、うん、確かにパワフルな演奏の時には重宝しそう。

そういえば思い出しましたが、スズキのハーモニカ全般に言えることですが、自分で吹いて生音で聴こえてくる音の感触と、マイクを持って吹いた時にスピーカーから聴こえてくる音の感触が少し違うのです。そしてFabulousクロマチックも最初、木製カバーが付いた状態のを使った時も同じような感触があったんですよね。マイクを持つと印象が変わるな〜って。

マイクを持つということは、周りの空気に響いてる音が介入しないので、カバーの音色が思った以上にストレートに反映されるのです。グレゴアもその上での判断だったのでしょうね。彼の場合は常にステージで試していたわけだから。ただし、いずれにしても、コントロール次第というところはあるのでご注意を。特に木製の良さを引き出すには、それ相応なコントロールテクニックはいるかもしれません。

そのうちもっともっとじっくり試して、さらに記事は書きたいと思います。今回も数曲試しただけだしね。

まぁ正直「くやしいけど、思ったより、良かった」です(笑)設計の完成度は高いのはわかっていたけど、おいらの場合、もうFabulous以外考えられないんで、他のはちょっと試すくらいでいいかなと思っていたんだけど、もちろんFabulousとは違うけど(リード設計は一緒)、曲によって持ち替えても、芯のある濃厚な音は保ったまま、バリエーションとして使える。というかさらに音楽性が広がりそうで使いたくなる。う〜ん、これが定価で4万円前後だとは、ちょっと信じがたい。エモーショナルな演奏に確実に追従してくれるので、感情を込めた音が出てくれる。よって説得力のある音がするのです。また吹く機会あったらレポしますので、お楽しみに。

さぁ、 いよいよSPAHが近づいてきました…。それについて近日中にアップします!

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