2008/12/30 火曜日

オルガンの敦賀明子さんに会いました

Filed under: — koei @ 15:43:23

ここ数日はライブによく行ってます。チャージが安いんですよね(チャージ無しの店さえ!)。ドリンクは高いけど~~。

とくにグリニッジビレッジの辺りはライブハウスが密集しているので、行こうと思えば何軒も行けますね。

一昨日、敦賀明子さんというオルガンプレイヤーのライブに伺いました。「Garage」という店です。敦賀さんはハモンドスズキのエンドーザーをやっている方で、ニューヨークを拠点に活躍してる方です。スズキの人に紹介していただきました。敦賀さんはルードナルドソンというサックスプレイヤーや、さまざまなバンドに参加していて、自身のリーダーグループも持って活動しています。ニューヨークでリーダーバンドを持つってすごいことです。僕が行ったライブは、その彼女のリーダーライブです。

かなりゴキゲンなジャズでしたーーー♪♪オルガン、ギター、ドラム、というトリオでのライブ。非常に楽しそうに演奏しているのが印象的です。そしてとってもグルービー♪♪

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ニューヨークに住んで8年くらいとか。4年くらいしてから自分のリーダーでライブも出来るようになってきたとか。根性あるよね~~~。海外で活躍しているミュージシャンは無条件に尊敬してしまいます。特に競争力のハンパじゃないニューヨークで、なんてなおのこと。気さくな物腰の柔らかそうな人でしたが、何か芯の太いものは感じました。

そして何曲が参加させてもらいましたよーーーー♪♪(演奏中の写真は撮るの忘れた)

「Tenor Madness」と「What a Wonderful World」をやらせてもらいました(一番最後にサックスプレイヤーも入り、C Jam Bluesも)。この旅の中でセッションはちょこちょこやってきましたが、バラードは一度も演奏していなかった。セッションでそういうのってあまりやらないようですからね。だからここぞ、とばかりにワンダフルワールドをお願いしました。この旅の中でこの曲は演奏してみたかったんですよね。とても嬉しかったです。しかも、こんな素晴らしいメンバーと。

敦賀さんと、バンドメンバーとパチリ

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また、この日に日本人サックスプレイヤーの方とも知り合いました。数年前にバークリーを出て、こちらに住んで、がらがんばっている方です。やっとニューヨークで日本人ミュージシャンに会えたので嬉しい日でした(笑)敦賀さんのライブ終了後に近くの「Fat Cat」や「Smalls」という店のセッションに二人で行ってみましたが、もう終わってました~(夜中の3時でしたからね)。こちらでは毎日遅くになるとジャムセッションをやっているジャズクラブがいくつもある。そうやってみんな修行&仲間探しに励んでいる。もちろん日本にもそういう場はありますが、さすがに毎日やってるとこなんて無いですよね。う~ん、環境が違います。。。

その前の日は「S.O.B’s」という店にサルサバンドのライブに行ったんですよーー。サルサもニューヨークで聴きたかったんです!!本場はどんな感じだろう、と。いや~~、熱い熱い!!そしてお客さんは踊りまくりーー♪ 音楽的には、ストレートなサルサだけでなく、ラテンファンク的なものもあったりするようなコンテンポラリーなものでしたね。ただ、音のバランスがあまりよくなかったな。沢山のバンドメンバーがいるとバランスが難しいですね。

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そして昨日は「ZINC Bar」という店にSamba Jazzのライブへ~~~。

いや~、これが相当凄かった!!!めっちゃときめいた!!!やっぱり僕はブラジル音楽好きなんだな~と再確認(笑) ドラム、ベース、ピアノ、みんなハンパじゃなく上手い。しかもずっとにこにこしながら遊んでる感じ。たまりません。ボーカルのお姉さんもすごく良い感じ。

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この店の「アフリカンナイト」というのがオススメらしい。以前、小畑さんとのライブの時に一緒に演奏したベースの「高橋よしき」君に聞いたのです。たまにベースのリチャードボナも遊びに来るとか。。。リチャードボナは現在の音楽シーンでもっとも好きなミュージシャンなのです♪このサンバジャズナイトでこれだけ素晴らしいライブだったので、この店は相当良質な人が出てるのでしょう。アフリカンナイトは毎週金曜日、ちょうど帰る前の日が金曜日です。最後の夜はここでキマリやね♪

この旅は「アフリカから始まり、アフリカに終わる」んだね(笑)

ちなみに、先日マイクスターンを見たお店は「55Bar」という店です。本当に店が沢山あるので、どこへ行っていいのやら迷うばかりですね。

このブログを読んでいる方々から「ガンガン行け!!!」とのコメントをもらっていて(笑)、どうも僕の中でも完全「ネタ探し」のような状況になってきてますが(笑)、よーしわかった!それじゃ!ってことでとっても良いネタが今日採れました!(笑)もちろんハーモニカネタです!明日は最後のチャーリーセッション。後日にその2つの記事を書きますね。それでこの旅のハーモニカネタは最後だな。。。 今日もどっかライブかセッションか(月曜日はセッションをやってる店が多い)行こうと思ったけど、ネタの人に会って、実に感慨深く帰ってきて、ビール飲みながらご飯食べたらウトウトと寝てしまった~~。まぁしゃあない。

2008/12/27 土曜日

とても幸せなクリスマスでした。

Filed under: — koei @ 17:53:25

24日は疲れが出ていたのか、ゴロゴロしていたらいつの間にか昼寝をしていた。

夢を見た。

自分が子供の頃の設定だった。細かくは忘れてしまったけど親に何やらずっと文句を言っていた。 昔によくあったような光景。

そしてしばらくしてから、もう行く時間だから支度をしなければと。またアメリカへ行かなければと。行きたいような、行きたくないような感情だった。

目が覚めた。

暖かいような感触と寂しさのあるような不思議な感覚。旅に出てるから、というよりも、まぁ、こんな夢は何故か良く見るのです。

両替をしたかったので、ミッドタウンまで行きました。もうすごい人、人、人。全然真っ直ぐ歩けやしない。みんなクリスマスで、買い物とかに繰り出して、大きな袋抱えて。家族や友達や恋人や、そんな人達がみんな楽しそうにしてました。

なんか、さすがにちょっと寂しくなっちった。。。

大好きなクリスマスソングなんかを良い演奏でやっているようなライブとかあったら行ってみたいな~、散策しようかな~、と思ったけど、この人ごみにいると切なくなってきたので、やめた。しばらくぶらぶらしてからハーレムへ。そっちの方がなんか落ち着くから。

ハーレムに戻り教会のある地域辺りをふらふらしてた。実に惹かれる名前の教会を発見。

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なんかやってるみたいだぞ。

「寂しいな」とか、そんな気持ちの時には、なんでこんなにも教会のとこに書いてある言葉って、心に響いてしまうんだろう。

ボーっと教会を見ていたら、よほど寂しそうに映ったのか(笑)、「あなたもおいで!」って♪♪ 「良いんですか?」「もちろんよ!」

おいら、ニコニコ(やっぱちょっとドキドキしながらも)ついてゆく。うわ~~、こういう教会に来たかったんだよ~~。先日行った教会はとても大きく立派な、観光客も沢山入いるようなとこでした。もう少し小さいとこで、でもある程度しっかりしたとこに行きたかった。

一緒に入った人の横に座り、ちょこちょこ話しかけてくれる。 教会ってさ、なんでみんなこんなに暖かいのだろう。。。そしていろんな人に紹介してくれるの。「彼はKOEIっていうの、日本から来たんですって」「おーー、日本から来たんだー、よく来たねー」ってみんな握手してくれる。本気で感激。。。
オープニング(エンディングも)でダニーハザウェイの「This Christmas」が流れ出した~~~~。もうそれだけでおいらも涙が溢れそう。クリスマスに大好きなクリスマスソングを、ハーレムの教会で聴けるって。。。。

まさかゴスペルのライブでも始まるのかーー、と期待していたから、何やら劇が始まったぞ(笑)カフェみたいな場所が設定で、いろんな人が出ている。当然英語だから、おいら全然わからなかった(笑)しばらく普通に演劇だったんだけど、ある人が歌い出した!うわ~、めちゃくちゃ歌上手いー!(前回行ったとこよりはるかに歌上手い) ある意味、ゴスペルのミュージカルみたいなやつでした!曲はコンテンポラリーなゴスペルだから、音的にはR&Bのバラード系で、ぼくの大好きな路線。時折、わかる歌詞はゴスペルらしい、心に触れてくるもの。何度かウルウルしたよ。。。

終わってから、「また日曜日においで!」と。

もちろん!!!

こういう下地の文化の上でソウルという音楽は出来上がっていったんだね。牧師のお話も実に熱い。自分なりに「ソウル」「ソウルフル」というものが少しわかったような気がした。

とっても暖かい気持ちでクリスマスイブを過ごすことが出来ました♪

そして、Robさんからメールが。

よかったら、25日に我が家のクリスマスディナーに来ないかい?と。

本当に、なんてハートのある人なんでしょう。25日はほとんどの店がしまってしまうらしい。僕が一人旅だということも知っている。だから誘ってくれたんでしょうね。もちろん行きました!

知っての通り、こちらではクリスマスは家族で過ごすもの。その中に僕が入るってことは、もうファミリーだよね♪感動。。。

親戚も集まり、15人でのクリスマスパーティー♪僕もワインと日本から持ってきたちょっとしたおみやげを持っていきましたが、なんと僕にもクリスマスプレゼントを用意してくれたんですよーーー。「ありがとう」を超える言葉は何故無いんだろう。泣きそうだった。「ありがとう」で足りなくなると、涙が出るのかな。ウガンダのジュリアスを思い出したよ。そこの感情を表現した音楽を作りたいと思った。いや、もしかして、音楽って最初からそういうものが含まれてるものなのかも。。。

Rob編集によるクリスマスソング特集をずっとかけている。聴いたことない、トゥーツの「きよしこの夜」がさらにこの感動を煽る。 すごくよいプレイ。この音源欲しいな。

家の様子は文章で書くよりも写真で♪

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この住宅街は本当に美しいところ。

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娘さんがピアノを弾いてくれた。めちゃくちゃ可愛い娘なんですよーー♪

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そしてRobさんのピアノとセッション♪

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今までの彼の歴史が載っているスクラップを見せてもらいました。昔の写真などのほかに

初めてのギャラの明細があったり(笑)トゥーツからの手紙があったり(昔の住所が書いてあったから、写真に撮っちった~)しました。その中でとても興味深いものがあったので、それもパチリ。

ポールバターフィールドが亡くなった時の新聞の切り抜きだそうです。

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ほんとに素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。ブレンダン(イギリス)、アラン(フランス)、ロブ(アメリカ)という家庭におじゃまさせていただきましたが、欧米のとても豊かな部分を肌で感じた気がします。音楽的な部分だけでなく、これから自分が生きてゆく、暮らしてゆく上での、新たな沢山の夢を持ちました。

そして、もう1つ大きなクリスマスプレゼントが。。。

昼にRobと散歩していたのですが、何やら携帯をかけて誰かとしゃべってるんですよ。「今コーエーが来てて、今日クリスマスディナーを一緒に過ごすんだー」とかなんとかいろんなことをしゃべっている。途中で電話をいきなり渡された。「エッ!誰??」と思ったら「Howard Levy(ハワードリビー)だよ」って!電話だから挨拶くらいしか出来ないおいら(笑) RobさんはHowardさんにも僕のことをいろいろ話してくれてたみたい。これはまた強烈な人を紹介してくれたー。ハワードリビーはとても会いたいプレイヤーです。プレイを聴いていると、実にわくわくさせてくれる。シカゴに住んでるらしいから、次アメリカ来た時には、おじゃましちゃいたいっす!!メールなどでも交流してゆきたいですね。

2008年のクリスマス。僕はみなさんのおかげで本当に幸せに過ごすこと出来ました。

2008/12/25 木曜日

メリークリスマス!!

Filed under: — koei @ 15:06:27

みなさん、メリークリスマス!!(ちょっと遅いのかな?時差で日本は今いつなのかよくわかっておりません。。)

前回の記事は思わせぶりな最後になりましたね(笑)

昨日なんですが、ニューヨークにCharlie Leightonという、ハーモニカのおじいちゃんがいて、彼の家で毎週火曜日にセッション(クロマチックがメイン)をやっているということを以前、スズキの人に聞きました。ある意味、ニューヨークハーモニカシーンの一番ディープなとこですよね(笑)。当初、ロブさんに連れて行ってもらう予定だったのですが、ロブさんの都合が悪くなってしまったので、Randy Weinsteinさんというハーモニカプレイヤーを紹介してもらい、待ち合わせをして一緒に行って来ました!

Randyさんも僕のYouTubeを見てくれたようで、とっても興味を持ってくれていました。

待ち合わせの場所にたどり着き、待っていたら、陽気なイイ感じの人が来ましたよ(笑)行く前にランチをしよう!ってことで、彼オススメのアメリカンフードのお店に連れて行ってもらい、そしておごってもらい(笑)おいら嬉しい。

そしてその後、チャーリーさんの家へ。

思った以上に高齢の方で、ソファーに座ったままでほとんど動かないんじゃないかな(たぶんトゥーツよりも年上だと思う)。でもこの人が凄くて、だいぶボケても来てしまっているようなんだけど、ランディーがハーモニカを彼の手に持たせると、ジャズを吹き出すんだよーーーー。しかも、ものすごく美しい音。ヴィブラートがとっても美しく、未だにこの音は誰も出せないとみんなが言う。

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しばらく3人でまわしまわし吹く。ランディーのハーモニカもかなりジャジーですごく良い感じ♪彼はもともと10ホールズプレイヤーで(以前はシカゴにいたらしい)、ここしばらくはジャズクロマチックをよく吹いているとのこと。ある意味、僕と路線は同じだね。やはりこの手のスタイルは世界中に現れて来てるんだね。

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僕のプレイも二人にウケてましたよ!!

この3人でしばらく吹いていたらベルが鳴った。そして大きな体格の男性が入ってきた。

あれ。。。。この人もしかして。。。。。

「ナイストゥーミーチュー」

「ナイストゥーミーチュー、ホワッチュアネーム?」

「アイム コーエイ!」

「アイム ウィリアム!」

やっぱりそうだーー。William Galison (ウィリアム ギャリソン)だ~~~!!

そして4人で、しばらくセッションして遊ぶ。

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その後すこしして、ランディーが先に帰りました。コーエーはもう少し居なよ、って感じで、ウィリアムも「俺が駅まで送っていくから大丈夫だよ」と。 そして3人でしばらくセッションしてました。その頃から、ウィリアムも調子が出てきたのか「これぞウィリアムギャリsン!」って感じのプレイの連発♪そうか~、生音はこんな感じだったんだーーー。やはり、昔から活躍してるだけのことはある、素晴らしい音色とプレイだった。生音で真横で聴けるのは貴重だよね。すごく太い音だった。そして、彼のハーモニカも吹かせてもらちゃったもんね~~~♪だいぶ改造してあった。そして、めちゃくちゃ吹きやすい!いろいろ参考になった。

ウィリアムと二人で吹いていると、こちらもかなり本気モードにおのずとなるので、ブイブイ吹いてやった♪おいらのプレイをかなり気にってくれたよ!!イェイ!!

それ何使ってるの?ってことでファビュラスを渡す。おお~、彼がこれを吹くとこんな音がするんだ~~。

これ知ってるよ、前にHarmonica SPAで吹かせてもらったんだよ。これ、すごくいいよねーー。って言ってた♪

そしてしばらく3人で吹き(特にウィリアムのスターダストはかなり良かった!観客がチャーリーさんとおいらだけなんてもったいない(笑))、家を出た。そして駅まで案内して送ってくれた(笑)またみんなで来週の火曜日に会うんだぁ~~~。

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ニューヨークのハーモニカシーンの一番ディープな部分に入ったね。これでニューヨークハーモニカシーンにも仲間入りってことでいいよね♪もちろん全員会ったわけではないけど、この人達を通したら、どのプレイヤーにもすぐに連絡がつけられるような状態だもんね。イェイーー♪

そして、すごく嬉しいニュースも入ってきた。オーストラリアのプレイヤーが管理しているハーモニカのサイトがあって、 中国向けにも最近作ってるらしい。そこは28000人くらいの会員がいて、毎日7000アクセスくらいあるサイトらしいんだけど、そこでおいらのことを紹介したいと連絡があったよーー♪ ブレンダンさんがおいらのことを紹介してくれたみたいで、YouTubeでチェックしてくれて、とても興味を持ってくれたみたい。まだ詳細はよくわからないんだけど、帰国したら、写真や音源やプロフィールなど送ることになってます。この旅は本当に大きな実りのあるものになってきてる。ただの思い出や経験だけにとどめるつもりは最初から無かったけど、想像した以上に足跡が残るものになっていることに、自分でびっくりです。。。

多少、旅の疲れも出てきてるのか、朝起きると体がかなり重いです~~。そして最近、腰が痛い~~。年か?(笑)行動もしつつ、無理せずゆっくりもしつつ、残りを過ごすようにしようかなと思います。

2008/12/24 水曜日

ニューヨークは凄過ぎて手に負えません~~

Filed under: — koei @ 17:07:43

ロブさん家から戻った次の日は日曜日だったので、目的のひとつであった、ハーレムの教会へ行きました!!

ハーレムには、そこかしこに教会があり、いろいろ歩き廻ってみたのですが、まだわからないことだらけなので、とりあえず今回は、観光者も集まるように大きな、有名な所に行ってみました。

ヨーロッパの人達なのかな。入ってみたらそんな感じの人が沢山いました。日本人もちょこちょこいましたね。

ハーレムには小さな教会も沢山あり、ゴスペル的にはピンきりらしい。今回の所は大きなところだけあって、音響にも気を配っている感じでした。ドラム、ベース、ギター、そしてオルガン(!)。もちろん、音楽を聴かせるだけの場ではないから、色んなお話を交えつつという感じで進行してゆく。

11時くらいから始まったのですが、12時くらいにはほとんどツアー的なお客さんはいなくなりました( その後のソウルフードお昼ごはんなのでしょう)。しかし、本当にディープに心に響いてくる時間はその後からでしたね。何十分にもわたり、メッセージをシャウトするように唱える牧師さん(だと思う)。その合間に歌。途中、聖書開いてみんなで読む。当然僕は聖書は持っていないから、何言ってるのかさっぱりでしたが聞き入っていたら、近くにいた黒人の女性が僕に、一緒に読みましょうと見せてくれました。この時はもうほぼ地元の黒人だけでした。 みんな手を広げ、おのおのになにかを叫んだりしてる。手のひらを天に向けて仰いでいる。そうか、以前エリカバドゥのライブを見たときにやっていたしぐさは、このことだったんだーー。

僕はゴスペルがとっても好きなので、音楽だけでなく、その文化を肌で感じてみたかった。まわりを見たら、地元の人ばかりなのでドキドキしながら、そして何を言ってるのかさっぱりわからないながらも、終わりまで居たかったの。素晴らしかった。いろんな人達が最後、牧師さんの元で駆け寄り、頭に手をかざしてもらい、失神してる人とかも沢山いた。その後ろでは天に向かいゴスペルを歌っている。鳥肌がたった。まわりにいた人とかと握手をして、教会を後にした。なんか、とてつもなく暖かい気持ちになる。ハーレムでは、道を行き交う人達がそこかしこで握手をしている。ここは、本当に「What a Wonderful World」の歌詞の世界なんだね。。。

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その日の夜に、近所でジャムセッションをやってることがわかったので、行ってみたー。

一般的に言われたりする、近寄らないように、と言われるような住宅街の中にある、ひっそりとある店。大きな通りからちょっと入ったとこ。なかなか場所が見つけられず迷いつつ到着。ちょっとドキドキするも、中へ入ってみる。

わぉ~。なんかディープなとこで面白い~。その辺の人がフラっと飲みに来てる感じで、白人の若い人なんかが、腕磨きでセッションに参加してる。

しばらく聴いた。みんな上手いな~。でも聴くだけでも楽しんだし、もう真夜中だし、帰ろうかな~と思い、ドアの近くまで来た。そしたら、客席で聴いていたより、全然そこの方が音がかっこよく聞こえてトキメキだしたー。やっぱちょっと吹いてこうかな~~。

ハーモニカやってるんだけど、吹いてイイですか? 9割はジェスチャーです(笑)

おい、勝手に吹くな、ボスに言ってからにしろ、ソロはギターの後だ、そら、今行けー。とか、完全よそもん扱い。でも、僕はこういうの燃えるのだ(笑)。お客さんの反応、バンドのグルーブ、カウンターで休むボスの反応。そんなのを見ながら、吹いたよ。盛り上がりにしたがって、みんなノッテくる。とってもウケてましたーー。一曲やったら、One Moreの声が沢山。もう一曲やった。終わってからいろんな人が声かけてくれた。嬉しいよね、やっぱそういうの。ボス(オルガンプレイヤー)が、お前はどこの奴だ?と言うので、日本から来たよ、と。そうかー、俺は俺は東京も横浜も行ったぞ、と。名前は知らないけど、もしかしてオルガンプレイヤーで名のある人なのかも。。。毎週日曜やってるから、また来いと言ってくれましたー。

さすがハーレムだよね、普通はピアノが置いてありそうなのに、ピアノじゃなくてハモンドオルガン!!イェイ!!やはりこの地域はハモンドが主流なんだね。

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もう、ニューヨークは凄過ぎて 、一日でもブログを書かないと、持たないほど、毎日いろんなことがあり過ぎる。。。。

ちょっと書くのが大変なので、簡潔に書きます~~

次の日はヴィレッジへ散策へ行きました。マイクスターン(G)とかケニーギャレット(Sax)とか、なんかそういう人のライブ、しかも広くて高いとこじゃなく、

えっ、こんなとこでやってるの~?的なとこがもしあれば。。。と思っていたんだけど、

これまた偶然に、ヴィレッジを歩いていたら、小さな店でマイクスターンのライブがあった(笑)日本じゃありえないような広さで、しかも1ドリンク付いて15ドル!

あまりマイクスターンは聴き込んだことはないけど、なんだか聴きたかったんだよね。ジャズのセッションやなんかも面白いんだけど、やっぱりそれより、一流の人の演奏をニューヨークならではの小さな店で聴きたい。そしてジャズであれば、新しい部類にいる人のジャズを聴きたいんだよね。

ライブはとっても良かった♪ とっても参考になった。残りのニューヨークはジャムセッションに遊びに行くよりも、この手の店に行き、刺激をもらいたいな、と思いましたね。これから、どんな音楽をやっていくか、についてはかなり考えているので、この方が刺激があります~。

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そして、今日、また妄想を超えるようなこともありましたーーー

それはまた近々書きますね~

ニューヨークって凄過ぎる~~~

2008/12/22 月曜日

とんでもないことが起きた!

Filed under: — koei @ 16:36:07

あっ、ブログが直ってる!mellowtoneさん、いつも有難うございますー

この旅はいつも僕の想像力、妄想を超えた出来事が起きてしまう。まぁ、その前に、これだけ旅も続くと、「旅」という特別な時間ではなく、限りなく自分の「日常」になってしまっている感があるのですが。。。帰国後にちゃんと日常生活に復帰出来るのか。。。

それはさておき。

昨日、Rob Paparozziさんというハーモニカプレイヤーに会いました!NYに着いた次の日にメールしました。明日ライブがあるから、もし来たかったら是非おいでよー。みたいな感じでした。でも、場所はニュージャージーで、マンハッタンからは、電車で40分くらいかかるとこなんだけど、、、と。

この時に何回かメールのやりとりをしていて、来たばかりでニュージャージーまで来るのは大変だから、ちょうど、Randy WeinsteinとWade Schumanというツインハープでやってるバンドもニューヨークで明日あるから、そっちの方が簡単に行けていいかもしれない。自分のギグは年末にもあるから、その時でもいいかもしれない。その二人にコウエイが今ニューヨークに来てるから会ってあげてよ、って連絡をしておくよ、って。

それじゃ、って感じで、そちらの店の確認とかいろいろしていたら、ロブさんから焦った感じのメールが来た。家の方へ電話してくれーー。ドラマーがコウエイをニュージャージーまで連れてきてくれるかもしれないからーー。と。

わぉ~、電話かーー。電話ってキツイんだよ~。ゼスチャー出来ないし(笑)意思が伝えにくいし、相手は何言ってるかわからないし(笑)。しかも、まだ会ったことない人で。。。でも、そんなに色々してくれてるんだし、 よし!と勇気を出しで電話した! 案の定、何しゃべってるのかよくわからん!(笑)また連絡するから、こちらの電話番号を教えてくれ、って感じで、教えたんだけど、こちらもかなりパニックになっていたので、電話番号間違えて、後から、ごめんなさい、さっきの間違えてた、とかけ直したり(笑)、その後メールみたら、「ダメだ、コウエイの電話につながらないー、すぐにまた電話をしてくれー」と。どうやら国際電話の携帯にかからない模様。二人して、てんやわんやで、おいらどんどん「テンぱる」(笑)

それで、電話でなにやら、住所で電話番号を教えてくれる。まだ来たばかりで、住所だけを頼りに行けるのかな、とかなり不安になるも、まぁしょうがない行ってみるしかないと(この旅では何度もそんなこと経験してるしね)。しかも30分後へそこへ行ってくれと。それから用意をして、外に出たら大雪!!もう完全に遅刻~~。予定より30分くらい遅刻して、なんとかその住所へ到着したー。6階だとのことだけど、オートロックでベルを鳴らさないと開かないようだから、その教えられた電話番号に勇気を出してかけてみた。おいら、もう完全にパニックを通り越してましたよ~!(笑)

「今どこだ?」との質問にビルの前にいる、と言うんだけどなかなか通じてくれない。。。いろいろ言っていたら何とか通じてきて、「そこで待ってろ」と。

そしてエレベーターが到着し、中から黒人のおっさんが出てきた。「おう!」って感じですぐに「じゃぁ行くぞ」と。あれ?この人もしかして。。。。。。

その後、雪の中二人でえっこらえっこら歩きながら駅へ行き。切符の買い方を彼に教えてもらい(彼はいつも車で移動するから、あまりよくわかってないようで戸惑ってたけど(笑))二人で電車に乗り込む。やっと二人でニッコリ(笑)

もしかして、この人。。。。という感じで、恐る恐る聞いてみる。

「日本のツアーはどうでしたか?」

「イェーー、グーー!」

「僕、Masako Galeさんとお友達なんです」「おぉー、そうか、君は彼女と知り合いなのかー」

やっぱりそうだ!!!!なんとーーーー!!!

バーナードパーディーさんでしたーーー!!!!!うわぁぁぁ~~~~~

ロブさんとはバーナードさんは11月に「バーナードパーディー&チャックレイニーオールスターズ」というグループでコットンクラブに来日していたのです。Masako Galeさんとは、あのスーパーバンド「Stuff」のギターリストのEric Galeさんの奥様です。今回の旅に出る際の壮行会にも娘さん達と家族全員で参加してくれました。そして、バーナードさんが11月に来日した際に、久々に再会して、沢山話込んだ、という話は聞いていました。

ロブさんとバーナードさんはたまに一緒にやるみたいだから、もしもこの旅の最中で一緒にやる時があれば行ってみたい。。。もしチャンスがあれば、一緒に演奏してみたい。。。そんな妄想はあった。でも完全に妄想を超えたね。演奏するよりも前に、切符の買い方教えてもらって、二人で電車に乗ったんだよ(笑)しかも、二人きりでいた時間は電車と、その後の彼の運転する車に乗せてもらって、1時間以上、二人きりで過ごした(笑)一緒に車に積もった雪かきもしたんだよ(笑)(NYは最近雪です)。あのバーナードパーディーと!!おいら、その現実離れした状況に笑いそうになってしかたなかった~~~。彼にアフリカのことや写真を見せた。とっても興味をしめしてくれた。

そしてロブさん家に連れて行ってもらい、ロブさんの奥さんと、バーナードさんの奥さんも登場して、5人で軽い食事。おいら何でここにいるんだろう~と思わずにはいられない。ウガンダでの「Between sunshine~」の映像を見せたら、みんな拍手喝采してくれた!嬉しかった。

その後、店に行き、おいらはバーナードお父さんの目の前の特等席に座った。ドラムが鳴り出した途端に、ときめいた!!

ライブ始まる。

ブルース、ジャズ、ソウルのオンパレード♪♪おいら、楽しくてしょうがない♪♪ロブさんは 現在のブルースブラザーズのボーカル&ハーモニカを担当してる人なんですよ!歌を聴いたら、確かにブルースブラザーズに適任だ!ハープも歌もめっちゃゴキゲン♪♪イェイ!!

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しばらくして、おいら、呼ばれる。「キーは何がいい?」「じぁあ、Fで」「OK!」そして バーナードさんが超ゴキゲンなバーナード印のファンクビートを叩き出した。

彼のシンバルが10cm横にあるような至近距離で、おいら吹く、ひたすら吹く。なんて至福なひととき。。。でも、なんかおいら的にグルーブ(のポケット)が微妙に噛み合ってない気がする。

そうかー、これが本物のファンクグルーブなんだーー。どうも、普段自分がなにげなくやっていたグルーブ感だと、2拍4拍が微妙に突っ込み気味になっていたようです。まぁなんとなくわかっていたんですが、こんなに自分的にズレて感じたことはなかった。沢山のことを教えてもらった気がします。

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合計3ステージで2曲ずつ参加したので、計6曲も吹いちゃった~~ イェイ!!とってもウケましたよ !イェイ!ロブさんともハープバトルして、大盛り上がり!

でも、「What’s Going On」を演奏した時は、なんかドキドキした。こんなすごいメンバーとこの曲を演奏していいのかなぁ。。。って。客席には黒人もいるし。。。あれ、でもみんなニコニコして聴いてくれてるぞー。

終わってから、ロブさんとバーナードさんがやっているCDを買いました。2枚あって、どちらも20ドルだってことなんだけど、あまりお金も沢山使えないし、30ドル出してモジモジしてたら、「それでいいよ」とバーナードさんが2枚くれた。もちろんサインももらったよ♪後かたづけをしていたら、 肩を叩かれ、「これもやるよ」とライブインジャパンのビデオもくれた!嬉しいな~。おいらのことちょっと気に入ってくれたのかなぁ~とちょっと妄想(笑)

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とっても、とっても、幸せでした。こんなにすごいメンツの中に入り、もちろん日本人は僕だけしかいない状況。 アメリカの音楽シーンに入りこめた気がして、感動。

おいらのハーモニカをすごく気に入ってくれた少年がいて(笑)ハーモニカを吹かせたら、よっぽど面白かったみたいで、ずっと吹きっぱなし(笑)

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終わってから、ハンバーガー屋へみんなで行ったよ。

その日はロブさん家に泊めてもらいました。またもや勝手のホームスティです(笑)これで、イギリス、フランス、アメリカ、全部ハーモニカプレイヤーの家に泊めてもらったことになるね! 翌朝、いろんなハーモニカプレイヤーの音源を聴かせてもらいました。おいらの知らないのばかりた~くさんあるの。トゥーツのレコードなんて、全然CD化されてないのばかりで、興奮でした。超レアな、バーナードさんとトゥーツとディジーガレスピーの3人だけでやってるライブ音源とかもあったよーー。

ロブさんは、アメリカハーモニカ界でも、重鎮のようで、アメリカのハーモニカプレイヤーはみんな友達みたい。ハーモニカセミナーのマスタークラスを彼の家で開催したこともあるらしく、その時にハワードリビーとヘンドリックミューケンスが講師として来て泊まっていったそう。アメリカハーモニカ界へ入ってゆくための強力な味方になってくれますね。

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ニュージャージーはものすごく良いとこでした!これまた絵本の世界。夜は家の前にみんなクリスマスイルミネーションを飾り、完全に夢の世界(夜は車に乗っていたので、写真を撮りそこねてしまった。。。残念)。本当にクリスマス気分になった。

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もうね、書きたいことが山のようにあり過ぎて、書ききれないよ~~。ロブさんから沢山ハーモニカ関係の話も聞いたよ。

いきなり、ニューヨークの洗礼を浴びたような、いきなりファイナルを迎えてしまったような、感激が訪れてしまったけど、まだまだ、もっともっとニューヨークを満喫するぞ!!

最後にサービスショット。「こっちへ来い」と雪の中をたくましく歩いてゆく、バーナードお父さんを後ろから内緒でパチリ(笑)

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