ストレート配列、クロス配列について2
ごく一部ではこの話題は好評のようで何よりです(笑)
コメントに書いてありましたが、シリウスの発売当初、F-64Cの合間にS-48Sをちょこちょこと使用していた時期があります。使用していた、というよりも試していた、という言い方が正しいでしょう。最初に吹いた時に、クロスと違い、軽い息で粒立ち良く音が出て「音を置いてゆくような演奏」がしやすい、と感じ、とても面白いと思いましたね。これはこれで追求してみたくもなりましたが、その頃はまだまだF-64Cも開拓中で新しいことの発見の連続であり、他の楽器を追及するほどの余裕もなく、結局はまたF-64Cのみに戻りましたね。
「音を置いてゆくような演奏」というのが、僕の中での大きなテーマなのかな。それにはストレートの方が合ってのではと思うのです。クロスだと単純に息の量がストレートよりも必要なので、ちょっとイメージと違うのです。「しっかり吹く」という感じになりますからね。先日のFIHのゲストコーナーで和谷さんが稲川くんとデュオで演奏しましたが、あの時の和谷さんの演奏内容は、ある意味やってみたい形の一つに近いものでした。抑制の効いた演奏法、呼吸法、絶妙な息使いと楽器のコントロール。本当に素晴らしかった!(^^)/
ストレートは(イメージ的にですけど)クロスよりも音が細く繊細に感じる気がしたので、「太さの追求」はあまり考えていなかったのですが、使い込んでみると、いやいや吹き方を気をつけるととても太い音がするじゃないか!!!スズキのストレートを本当に吹きこなせたら、クロスよりも筋肉質でムッチリとしたトーンが得られそうなんだよね~。ちょっと興奮するゼ(笑)クロスは吹き込んだ息の80%くらいが音に変換される感触、それに対してストレートは90%くらいが音に変換されてる感触。だから濃厚に感じるのかな~。クロスの方が反応が多少ルーズゆえに味というか、まとまり感が逆に出てくれるのに対し、ストレートは音に変換される割合が高いので、細かい部分までコントロールしないといけない感覚があります。ですからストレートの方がコントロールが難しく感じます。この辺りは吹き込む息の量により感じるものが変わるかもしれませんね。リードの上げ身でも感覚がだいぶ変わることでしょう。まだどのくらいの上げ身がベストかもわかりませんね~。
逆にクロスの良さを考えた場合、ストレートに出せない感触を1番持っているのがSCXシリーズな気がする(^^) SCXのあの「ソウルフルに鳴り響く」感触は他のモデルには無い良さであり、あれはあれでクロスの真骨頂かな、とも思ちゃうんだよね。重厚で太く甘い音が欲しいとなるとグレゴアかシリウスになるけどね。曲により、表現したいアプローチにより楽器を変えるのがやはりベストなのかな~。
まだまだこのネタは続きます(笑)
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